Claude Code は、インストールや起動でつまずくことがあります。
私も何度かエラーで動かなくなったことがあり、そのたびに調べて対処してきました。
ただ、エラーによって原因がまったく違うので、まず「今出ているエラーがどれなのか」を見分けるところから始めるのが近道だと感じています。
この記事は、エラーメッセージごとに原因と対処法を整理した、症状別のまとめです。
それぞれ詳しい手順は個別の記事にまとめているので、当てはまるものから読んでいただければと思います。
まず、出ているエラーを確認する
ターミナルで claude と打ったときに表示されるメッセージで、原因の見当がつきます。
ざっくり分けると、こういう違いです。
| 出ているエラー | 何が起きているか |
| zsh: permission denied: claude | ファイルはあるが、実行する権限が付いていない |
| Error: claude native binary not installed | 入り口はあるが、動かすための本体が入っていない |
| command not found: claude | そもそも入っていない、または場所が見つけられていない |
| npm error code ENOTEMPTY | 壊れた古いフォルダが邪魔をして、入れ直せない |
同じ「Claude Codeが動かない」でも、権限の問題なのか、入っていないのか、壊れているのかで、やることが変わります。
以下、それぞれ見ていきます。
zsh: permission denied: claude
zsh: permission denied: claude
これは、claude のファイル自体は存在しているのに、実行する権限が付いていない状態です。
私が遭遇したときは、ファイルの場所を順番に確認していって(which claude → npm config get prefix → ls)、ファイルがあることを確かめてから実行権限を付けることで解消しました。
chmod +x /opt/homebrew/bin/claude
(フォルダの場所は環境によって変わるので、npm config get prefix で確認した場所に読み替えます)
詳しい確認手順や、これで直らなかった場合に調べた情報は、こちらにまとめています。

Error: claude native binary not installed
Error: claude native binary not installed.
これは、Claude Code が中途半端にしか入っていない状態です。
コマンドを受け取る入り口のファイルはあるのに、実際に動かすための本体(ネイティブバイナリ)が欠けている、というイメージです。
私の場合は「前は使えていたのに急に」というパターンで、アップデートが途中で失敗して壊れていたようでした。
対処としては入れ直すことになりますが、私の場合は普通の再インストールでは直らず、壊れたフォルダを手動で削除してからのクリーンインストールが必要でした。
詳しい手順は、こちらにまとめています。

command not found: claude
zsh: command not found: claude
これは、claude というコマンドが、探しても見つからない状態です。
permission denied(ファイルはあるが権限がない)とは違って、こちらはそもそも入っていないか、入っているのに場所が認識されていないのが原因のようです。
私自身はこのエラーには遭遇していないのですが、調べたところ、ターミナルを開き直すだけで直るケースが多いようでした。
また、VSCodeの拡張機能だけを入れていて、ターミナル用のインストールをしていないという見落としもあるようです。
調べた内容は、こちらにまとめています(このエラーは私の未経験のため、調査情報としてまとめた記事です)。

npm error code ENOTEMPTY(入れ直そうとして失敗する)
npm error code ENOTEMPTY
npm error ENOTEMPTY: directory not empty, rename ...
これは、上のエラーを直そうとして再インストールしたときに出るエラーです。
npm は入れ直すとき、古いフォルダを一度どかしてから新しいものを置くのですが、壊れた古いフォルダが邪魔をして、その入れ替えができない状態でした。
私の場合は、じゃまをしているフォルダを自分で削除してから入れ直すことで解決しました。
sudo rm -rf /opt/homebrew/lib/node_modules/@anthropic-ai/claude-code
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
sudo を使うときの注意
sudo を実行するとパスワードを求められますが、これはMacのログインパスワードです。
入力しても画面に文字は表示されませんが、ちゃんと入力されています。そのままEnterで大丈夫でした。
また rm -rf は指定したフォルダを消すコマンドなので、パスの打ち間違いには注意が必要だと思います。
エラーが立て続けに出る場合
ここまで別々に書いてきましたが、実際には複数のエラーが連鎖することがあります。
私が遭遇したときも、こういう順番でした。
まず permission denied が出て、権限を付けたら native binary not installed が出て、入れ直そうとしたら ENOTEMPTY が出る、という流れです。
ひとつ直すと次が出てくるので、最初は何が起きているのか分からなくなりました。
この一部始終を時系列でまとめた記事があります。
複数のエラーが順番に出てきて混乱している場合は、こちらのほうが流れをつかみやすいと思います。

直ったかどうかの確認
対処が終わったら、ちゃんと使える状態になったかを確認します。
claude --version
バージョン番号が表示されれば、正常にインストールされている合図です。
ここでまたエラーが出る場合は、上の表に戻って、出ているエラーがどれに当たるかを見直すことになります。
調査に使うコマンド
どのエラーの場合も、状況を確認するときによく使うコマンドをまとめておきます。
| コマンド | 何を確認できるか |
which claude | claudeが今どこにあるか |
npm config get prefix | npmで入れたものの置き場所(環境で変わる) |
echo $PATH | コマンドを探しに行くフォルダの一覧 |
node --version | Node.jsのバージョン確認 |
claude --version | Claude Codeが正常に入っているか |
まとめ
Claude Code が動かないときは、出ているエラーメッセージによって原因も対処も違います。
権限の問題(permission denied)、本体が入っていない問題(native binary not installed)、そもそも見つからない問題(command not found)、入れ直しが邪魔される問題(ENOTEMPTY)と、それぞれ別物として切り分けるのが分かりやすいと思います。
Claude Code は更新が速いぶん、アップデートのタイミングで中途半端な状態になることがあるようです。
私も何度か引っかかっているので、また同じことが起きたときのために、この記事を入り口として見返せるようにしています。


