こんにちは!
今回は、D-U-N-S番号に登録している住所を変更したときの記録を、自分用のメモとして残しておきます。
きっかけは、Androidアプリを作成することになったことでした。
アプリを組織として登録・公開する場合、開発者情報として住所などが表示されるケースがあります。
そこで、今後のアプリ開発やサービス運営のことも考えて、住所を公開する必要がある場面に備えてバーチャルオフィスを契約しました。
その後、
バーチャルオフィスを契約
↓
D-U-N-S番号の登録住所を変更
↓
Apple Developer側の住所も変更
という流れで手続きをしました。
この記事では、そのときに実際にやったことをまとめています。
私は法人ではなく個人事業主として登録しています。
なお、D-U-N-S番号そのものの取得方法については、別の記事にまとめています。

まずはバーチャルオフィスを契約
今回、住所変更をすることになった一番の理由は、アプリ開発で使用する住所を見直したかったからです。
個人でアプリを開発していると、開発者情報や各種サービスへの登録で住所を入力する機会があります。
特にアプリを組織として登録する場合は、どの情報が公開対象になるのかを確認しておく必要があります。
そこで、今後のことを考えてバーチャルオフィスを契約しました。
バーチャルオフィスについては、サービスによって利用できる住所や郵便物の受け取りなどが違うため、契約前に「アプリ開発や事業用の住所として利用できるか」を確認しておくと安心です。
D-U-N-S番号の住所を変更する
D-U-N-S番号は、Apple Developer Programで組織として登録するときにも関係する企業識別番号です。
すでにD-U-N-S番号を取得している場合、住所を変更するときは、D&B(Dun & Bradstreet)の登録情報を変更する必要があります。
Appleの公式ヘルプでも、D&Bプロフィールを更新する場合はD&Bへ連絡し、D&BからAppleへ更新情報が提供されるまで2営業日かかると案内されています。
日本でD-U-N-S番号を管理している東京商工リサーチのページから手続きを行いました。
ページを開いて、下の方までスクロールすると変更に関するボタンがあります。
そこから登録情報の変更手続きを進めました。
スマホよりパソコンでの手続きがおすすめ
住所変更の入力自体はスマートフォンでもできます。
ただ、個人的にはパソコンで手続きすることをおすすめします。
入力項目がいくつかありスマートフォンだと画面をスクロールしているときなどに誤操作しやすいと感じました。
特に提出直前は、入力した住所などに間違いがないか確認してから送信したほうが安心です。
私はパソコンから手続きをしました。
提出書類が必要だったので開業届を用意
手続きを進めていると、登録情報の確認に必要な書類を提出する項目がありました。
個人事業主のため書類の例はどれも持っていないのばかり・・・
そこで、事業を行っていることを確認できる書類として、開業届を提出しました。
結果これで行けました!
ここはD-U-N-S番号の登録状況や変更内容によって必要な書類が変わる可能性があるので、実際に手続きするときは画面に表示された案内を確認してください。
住所変更は無料でできた
今回の住所変更手続きは、無料で行うことができました。
途中で有料のサービスも表示されましたが、住所変更そのものをするために有料サービスを申し込む必要はありませんでした。
「早く変更したいから有料サービスを使わないといけないのかな?」
と思ってしまいそうですが、必要な手続きと有料サービスは分けて考えたほうがよさそうです。
私は無料の手続きで進めました。
変更申請から約8日後に連絡が来た
私の場合は、住所変更の申請をしてから約8日後に連絡がありました。(お盆休みはさんだからかもしれない)
D-U-N-S番号の住所変更は、その場ですぐに変更されるものではなかったので、申請後はしばらく待つことになりました。
申請時期や確認内容によって変わる可能性があります。
そのため、アプリの公開などで住所変更の期限が決まっている場合は、余裕を持って手続きをしておくのがよさそうです。
D-U-N-S番号の住所変更後はApple側も確認する
D-U-N-S番号の住所を変更しただけでは、Apple Developer側の情報がすぐに変更されるわけではありません。
Appleの公式ヘルプによると、D&Bが更新情報をAppleへ提供するまで最大2営業日かかる場合があります。
そのため、
D&Bの住所変更
↓
D&B側で住所変更を確認
↓
Appleへの反映を待つ
↓
Apple Developer側の住所変更を申請
という順番で進めました。
Apple Developerの住所を変更する
D-U-N-S番号側の住所更新が確認できたら、次はApple Developer側です。
Apple Developer Programのメンバーシップに登録している名前・住所・連絡先情報を変更する場合は、Apple Developerのアカウントページにある「メンバーシップの詳細」から更新リクエストを送信します。
Appleによると、住所や名前などの変更はAppleとの契約に関係する情報の変更になるため、確認・承認が必要です。
そのため、変更内容を確認できる書類の提出を求められる場合があります。
D-U-N-S番号の入力が求められたため用意しておくといいと思います。
変更できる情報
メンバーシップに関連する情報として、以下のようなものがあります。
- 名前
- 住所
- 連絡先情報
- 電話番号など
Appleの住所変更は少し時間がかかる
Appleの場合も、住所を入力して「保存」するだけという変更ではありません。
Appleの契約に紐づく情報になるため、変更内容の確認・承認が必要になります。
また、AppleのApp Store Connectヘルプでは、法人情報や住所変更について、承認後にApp Store Connectへ反映されるまで最大2週間かかる場合があると案内されています。
私は3日で変更完了のメッセージが届きました。
特に書類の提出はありませんでした。
アプリ公開直前に慌てて変更するよりも、住所を変更することが決まった時点で早めに手続きをしておくほうが安心です。
App Store Connectの「デジタルサービス法」も確認
Apple Developer側の住所変更とは別に、App Store Connectにはデジタルサービス法(DSA)に関する設定があります。
場所は、
App Store Connect
→ ビジネス
→ 契約
→ Compliance(コンプライアンス)
→ デジタルサービス法
です。
ここで「This is a trader account(トレーダーのアカウントです)」を選択すると、App Storeのプロダクトページに表示する連絡先情報を入力できます。
Appleの現在の案内では、組織として登録している場合、DSAの表示対象となる住所はD-U-N-S番号に登録されている住所が自動的に表示される仕組みになっています。
一方、電話番号やメールアドレスは別途入力します。
ここで注意したいのが、DSAの連絡先情報とApple Developer Programのメンバーシップ情報は別物ということです。
DSAで入力する情報は、あくまでApp Storeのプロダクトページなどで表示するための情報で、Apple Developer Programのメンバーシップ登録内容そのものを書き換えるものではありません。
つまり、
D-U-N-Sの住所変更
= Apple Developerの住所変更
= DSAの表示情報変更
ではないので、それぞれ確認する必要があります。
今回やったことをまとめると
今回の住所変更は、ざっくり次の流れでした。
- バーチャルオフィスを契約
- D-U-N-S番号の登録住所を変更
- 必要書類を提出
- D&B側の住所変更を待つ
- Appleへの反映を待つ
- Apple Developerの「メンバーシップの詳細」から住所変更を申請
- Apple側の確認・承認を待つ
- App Store ConnectのDSA設定も確認
一番大事なのは、D-U-N-S番号の住所を変更しただけで終わりにしないことだと思いました。
Apple Developerで組織としてアプリを公開する場合は、D-U-N-S、Apple Developer Program、App Store ConnectのDSAなど、それぞれ確認する場所があります。
住所を変更するときは早めがおすすめ
今回実際にやってみて感じたのは、住所変更は意外と時間がかかるということです。
D-U-N-S側でも確認や連絡を待つ時間があり、さらにApple側でも更新・承認の時間が必要になります。
特にアプリを公開する予定がある場合、
「公開直前に住所を変更すればいいや」
と考えるより、
住所を変更すると決めた時点で早めに手続きをしておく
ほうが安心だと思います。
私自身も、今回の手続きを通して「住所変更だけでもいろいろな場所を確認しないといけないんだな」と勉強になりました。
これからAndroidアプリやiOSアプリを作る方の参考になればと思い、自分用の記録として残しておきます。

