「看護師を辞めてWeb業界に行きたいけど、スクールに何十万円も払うのは怖い…」
私も同じことを思っていました。
結論から言うと、私はスクールに通わず、独学でWeb業界に転職できました。ただし、看護師の仕事と並行しながらだったこともあり、最初のサイトを1つ作れるようになるまでに半年ほどかかりましたし、途中で何度も挫折しかけました。今でも、わからないことだらけです。
この記事では、きれいごと抜きで、
- 独学で実際に使った教材(役に立たなかったものも)
- 独学で本当にきつかったポイントと、その対策
- 「この人はスクールの方が早い」と思う人の特徴
- 未経験からのWeb転職で使える転職サービス
を、実体験ベースでまとめます。これから看護師や未経験からWeb業界を目指す方の、リアルな判断材料になればうれしいです。
元看護師。Web知識ゼロから独学でWeb業界に転職し、現在はサイト制作や広告運用の仕事をしています。詳しい経緯はプロフィールをどうぞ。
独学で実際に使った教材【正直レビュー】
まず、私が独学期間に実際に使った教材はこの3種類です。使っていない教材をおすすめしても意味がないので、この3つに絞って正直に書きます。
| 教材 | 使い方・費用感 | 実際に使って感じたこと | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| Progate | 学習初期に一時期利用。ブラウザだけで学べるオンライン教材 | 環境構築なしで「書いたら動く」体験ができるので、完全ゼロの最初の一歩に良かったです。ただしProgateだけで実務レベルにはなりません | ◎ 最初の一歩に |
| 技術書 | HTML/CSS・JavaScriptなどの入門書を数冊 | 体系的に学べるのが本の強み。ただし「難しすぎる本」を早い段階で買うと完全に無駄になります(私は失敗しました)。実際に使ってよかった本は別記事にまとめています | ◎ 選び方が重要 |
| YouTube | 無料。特定のチャンネルは決めず、知りたい単元ごとに検索 | 特にVue.jsの学習は動画が一番役に立ちました。手が動いている画面をそのまま見られるので、本で詰まった箇所の突破口になります | ○ 本と併用で |
実際に使ってよかった技術書のリストは、こちらの記事に詳しくまとめています。
→ 独学!Web初心者の参考本ご紹介
独学のリアル|私が挫折しかけたポイント4つ
「独学で転職できました」と書くと簡単そうに見えますが、実際はこんな感じでした。
① 誰にも見られていないので、甘えてサボってしまう
独学の最大の敵は、教材の難しさではなく自分の甘えでした。締め切りも先生もいないので、「今日は疲れたからいいや」が簡単に積み重なります。看護師の仕事と並行していた時期は特にそうでした。
② JavaScriptが難しくて、何度も諦めかけた
HTML/CSSまでは順調でも、JavaScriptで一気に壁が高くなります。私はここで何度も諦めかけました。「自分には向いていないのかも」と思ったのも一度や二度ではありません。
③ 家での学習はモチベーションが上がらない
家だとどうしても集中できず、学習が進まない日が続きました。環境を変える、時間を決めるなど工夫はしましたが、これは最後まで悩みでした。
④ 今も、わからないことだらけ
転職した今でも、わからないことに毎日ぶつかります。「独学を終えたらゴール」ではなく、わからないことと付き合い続けるのがこの仕事なんだと思います。だからこそ、学習段階で「詰まったときにどう乗り越えるか」の型を持てるかが大事でした。
独学のモチベーション問題は「環境」で補える
挫折ポイントの①(甘え)と③(モチベーション)は、根性ではどうにもなりませんでした。私の結論は、「意志を強くする」のではなく「サボりにくい環境を用意する」です。方法は大きく2つあります。
方法1: 学習コミュニティに入る(スクールより低コスト)
一人で家で勉強するのがきつい人にとって、同じように学んでいる人の存在は想像以上に効きます。最近はオンラインサロン型の学習コミュニティもあり、例えば「人生逃げ切りサロン」は10種類以上の無料講座と200本超の動画が見放題という形で、プログラミングを含む複数スキルをコミュニティの中で学べるサービスです(私はスクール非利用の独学派だったので、ここは公開情報ベースの紹介です)。数十万円のスクールに踏み切る前の中間の選択肢として、「一人だと続かない」タイプの人は検討する価値があると思います。
方法2: 質問できる相手を持つ(スクール)
費用は上がりますが、挫折ポイント②(JavaScriptの壁)まで含めて解決したいなら、質問・レビューしてもらえるスクールが確実です。次のセクションで整理します。
独学とスクール、どっちがいい?
私の経験を踏まえて整理するとこうなります。
| 独学 | スクール | |
|---|---|---|
| 費用 | 数千円〜数万円(書籍・教材代のみ) | 数十万円(給付金で大きく下がる場合あり) |
| 期間の目安 | 私は仕事と並行して最初のサイト完成まで約半年 | カリキュラムで期間が決まっている(数ヶ月〜9ヶ月など) |
| 挫折しやすさ | 高い。甘え・モチベ低下との戦い(私は何度も諦めかけました) | 質問できる相手と仲間がいる分、続けやすい |
| 詰まったとき | すべて自力で調べる(時間がかかるが、調べる力はつく) | 質問・レビューで突破できる |
| 向いている人 | お金をかけたくない/自分でコツコツ調べるのが苦にならない人 | 時間をお金で買いたい/一人だとサボる自覚がある人 |
私は費用を優先して独学を選びましたが、振り返ると「甘えてサボる」「家でモチベーションが上がらない」タイプの人は、環境を買う意味でスクールやコミュニティの方が早いと思います。私が半年かけて乗り越えた壁を、質問ひとつで越えられる環境があるのは正直うらやましいです。
転職活動の始め方|まず「未経験OKの求人」を自分の目で見る
学習と同じくらい大事なのが転職活動の進め方です。私がおすすめしたい最初の一歩は、エージェント登録の前に「未経験OKの求人が実際にどれくらいあるのか」を自分の目で見ることです。求人を見ると、求められるスキル・年収感・勤務地のリアルがわかるので、学習のゴール設定が具体的になります。
求人検索サイトなら会員登録だけで求人を眺められるので、学習初期の情報収集に向いています。
未経験からのWeb転職で使える転職サービス比較
求人のイメージがついたら、次はエージェント(転職支援サービス)です。私は看護師時代の転職では看護roo!のような看護師向けサービスを使っていましたが、Web業界への転職は勝手が全く違いました。求人の探し方も、職務経歴書の書き方も、面接で聞かれることも別物です。
私自身、今もIT系の転職サービスを実際に使いながら求人を見ています。
未経験からの転職で大事なのは、自分の状況に特化したサービスを選ぶことです。以下は、それぞれ特化分野を公式にうたっているサービスの整理です(こちらも公開情報ベースの比較です。面談・登録はいずれも無料)。
※各サービスの特徴は公式サイトの記載に基づきます。
エージェントの面談は無料なので、2社ほど並行して登録し、相性の良い担当者と進めるのが定番のやり方です。看護師から「働き方を変えたい」動機での転職なら、女性特化×リモート特化の組み合わせが話が早いと思います。
よくある質問
- 完全にゼロの初心者は、何から始めればいいですか?
- A. 私はProgateのような環境構築不要の教材から始めました。まず「書いたら動く」を体験してから、やさしい入門書に進むのがおすすめです。難しい本から入るのだけは避けてください(私の失敗です)。
- JavaScriptで挫折しそうです。
- A. 私も何度も諦めかけたので、それが普通だと思ってください。私の場合は本で詰まったらYouTubeで同じ単元の動画を探す、という併用でなんとか乗り越えました。それでも独学がきつい場合は、質問できる環境(スクールやコミュニティ)を検討する価値があります。
- スクールに行かないと転職できませんか?
- A. いいえ、私はスクールなしで転職できました。ただし半年以上かかり、何度も挫折しかけたのも事実です。「お金より時間を優先したい」「一人だと続かない」なら、スクールやコミュニティは合理的な選択肢だと思います。
- 子どもにプログラミングを学ばせたい場合は?
- A. 大人向けとは教材が全く違うので、子ども向けに設計されたサービスを選んでください。小中学生向けなら、オンライン完結のデジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)
のような小中学生向けプログラミングスクールがあります(こちらは公開情報ベースの紹介です)。
まとめ|独学でも転職はできる。ただし「環境づくり」が9割
最後に、この記事の要点です。
- スクールなしの独学でも、Web業界への転職はできる(実体験)
- ただし仕事と並行なら半年以上、挫折ポイントの連続を覚悟する
- 教材はProgate→やさしい入門書→動画の併用。難しすぎる本は買わない
- 甘え・モチベ問題は根性ではなく環境で解決する(コミュニティやスクール)
- 転職活動は、まず求人検索サイトで「未経験OK求人」のリアルを見る→特化型エージェントの無料面談、の順で
独学もスクールも、結局は「続けられる環境を自分に用意できるか」の勝負です。この記事が、あなたに合った選択の材料になればうれしいです。
▼ 実際に使ってよかった技術書はこちら
【実体験】Web学習で実際に使った技術書まとめ






